高校入試においては，中学校で学習する「数と式・方程式」，「関数」，「図形」，「確率」の４つの分野が１つの問題の中で相互に関わる「融合問題」が出題されます。
融合問題を解くには，中学校で学習したさまざまなことがらを単に覚えているだけでなく，それらを関連づけて考えることができる学力が求められます。この問題集では「関連づけて考える力」を養うために，入試によく出る典型的な融合問題を精選し，順序よく配列してあります。
全14ステージで構成されており， 1日に1ステージずつ取り組むと2週間で終えることができますので，高校入試の直前対策にも有効です。

著者
筑波大学附属駒場中・高等学校元教諭　深瀬 幹雄